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執筆者の写真OKANO

演劇の稽古で困ったら、この2つを試して。初歩で効果的な稽古方法。

【台本実践ワークショップとは】

劇団 四次元STAGEが主催するワークショップの一つ。

長編台本からワンシーンを抜き取り、短時間で作り上げる、本格的な演技指導体験です。役者自身も考え、工夫を形にしていくので、一回一回前進が感じられます。

参加者を随時募集しています!あなたもぜひ!


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9月25日:台本実践workshop

今回は、長編ではなく20分ほどの中編作品。

『推理小説家殺人事件』は4人でハイテンポに進む舞台です。

「やりたい!」という要望もあって今回のworkshopに。


台本実践では台本をもらって役を決めたら ”まずはやってみる”。

セリフを声に出して、軽くでいいから動いて。


動画:『推理小説家殺人事件』前半【台本実践workshop】


やってみて、毎回「どうでしたか?」と聞きます。

役者は自分で考えられるようにならないといけません。

もちろん1回目は皆バラバラです。

ではどうするかを考えていく。その[思考する力]を育てなくてはいけません。


今回やるシーンは約10分。

解りやすそうで解りにくい会話劇。

キャラクターが個性的なので「勢いでいけるかな?」と思うと苦戦します。


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10月2日:台本実践workshop

リベンジ!

ということで『推理小説家殺人事件』に再挑戦です。


この日の1回目。配役を変えてみましたが、やはりどうもしっくりきません。

よくなる道は遠い気がします。


そういう状況を打破する力が有るか無いか。

それが演出家の力量ですね。

100回稽古したら100歩進めるようでなければいけません。


今回は簡単な2つの方法で勢いを付けました。

演劇の稽古で困ったら、この2つを試して下さい。

初歩的な段階ではかなり効果があります。


1:倍速でやる。

  簡単です。早口言葉で、動きも早送りで、”間”は取りません。


1:倍量でやる。

  今やろうとしていること、持っている感情を思い切り、振り切ってやります。

  本番用ではなく遊んでOK。

  ただし、自分が本番でやろうとしている方向を逸脱しないこと。


役者は無心でやるのが良いです^^


動画:リベンジ『推理小説家殺人事件』前半【台本実践workshop】


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